日本三名園の一つ、岡山後楽園へ行って来ました。出雲大社・足立美術館へ行く2泊3日の格安ツアーの1日目、神戸の北野異人館街を見て、倉敷美観地区へと行く途中でした。「三名園」とは、岡山の後楽園、水戸の偕楽園、金沢の兼六園を指しますが、名称としては四国・高松の栗林公園もよく知られています。岡山には、前川さんの建築を観るために、出張の合間によったことがありますが、残念ながら、後楽園へは行けませんでした。。今回、岡山後楽園を見たので、僕はこれら4つの庭園を見たことになります。また、川沿いからすぐ近くに岡山城を見ることができました。
いただいたリーフレットには、以下のようにあります。
日本三名園の一つ、岡山後楽園は世界に誇る文化遺産
岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が家臣の津田永忠に命じて、貞享4年(1687)に着工、元禄13年(1700)には一応の完成をみました。その後も、藩主の好みで手が加えられましたが、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられてきました。また、江戸時代の絵図や池田家の記録、文物が数多く残され、歴史的な変遷を知ることのできる、地方では稀な大名庭園となっています。後楽園は、かつて藩主の静養の場、賓客接待の場として使われましたが、日を定めて藩内の人々にも観覧が許されていました。明治17年(1884)に岡山県に譲渡され、一般公開されました。昭和9年(1934)の水害、昭和20年の戦災では大きな被害を被りましたが、江戸時代の絵図に基づいて復旧をおこないました。昭和27年には文化財保護法による「特別名勝」に指定され、後世に伝える歴史的文化遺産として維持管理にあたっています。