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東京都美術館で「ルーヴル美術館展」ブロガーナイトに参加した!

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東京都美術館で「ルーヴル美術館展―地中海 四千年のものがたり―」ブロガーナイトに参加しました。申し込んだら、運良く参加が決まりました。地中海をテーマに、ルーヴル美術館全8美術部門から出品された200点を超える作品を観るとき、いくら時間があっても、足りるということはありません。僕も今まで数度、ルーヴル美術館へ行ってますが、ほんのちょっとだけ、有名どころを観たというだけに終わっていました。ルーヴルに関する書籍やガイド本も数冊持っていますが、僕のお気に入りは赤瀬川原平・熊瀬川紀の「ルーヴル美術館の楽しみ方」(とんぼの本:1991年11月20日発行)、これは抜群に面白い、お薦めの一冊です。



「ルーヴル美術館展」ブロガーナイト

○日時:2013年9月13日(金)20:00~21:30(受付開始19:30より)
○タイムスケジュール:19:30 受付開始(東京都美術館 エントランスロビー)
           20:00~20:20 学芸員による本展解説
           20:20~21:20 鑑賞会
           21:00~21:20 写真撮影可能時間 
           21:30     閉館 
○場所:東京都美術館 企画展示室   
○参加費:無料


「ルーヴル美術館展―地中海 四千年のものがたり―」のみどころ

地中海は、古くからさまざまな文明を育んできた場です。西洋と東洋の文化は、地中海を通して伝わり、混ざり、ときに衝突し、多彩で豊かな作品を生み出してきました。フランス・パリのルーヴル美術館は、「地中海美術館」といっても過言ではないほどに、地中海に由来する文明の遺産のコレクションを有しています。本展では、その中から撰び抜かれた273点の作品で、地中海世界の4000年をたどります。「地中海 四千年のものがたり」は過去の異国のものがたりかもしれません。しかし加速するグローバル化の社会で生きる現在のわたしたちにとって、大きな時間の流れ、空間の広がりのなかで異なる文化・文明間の交流の足跡をみることは、きっと興味深い体験となることと思います。人々の営みをも伝える魅力あるルーヴル美術館の作品をお楽しみください。

(「ブロガーナイト」資料より)


ポイント1

ルーヴル初のテーマ“地中海”

古代よりエジプト文明やエーゲ文明が花開き、後に西洋の古典の礎となるギリシャ・ローマ文明が誕生した地中海。ルーヴルにはこれらの文明の遺産が集積されています。本展は、西洋と東洋の文化がダイナミックに交差する場でもあった「地中海」をテーマとして、古代から19世紀まで、四千年におよぶ「時間と地域を超える旅」に誘います。


ポイント2

全8美術部門すべてから出品されるルーヴル美術館オリジナルの展覧会

古代ギリシャ・エルトリア・ローマ美術、古代エジプト美術、古代オリエント美術、イスラム美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画の全8美術部門が、総力を挙げて「地中海」をテーマに企画。200点を超える多彩な作品で地中海世界をご紹介します。



展覧会の構成は、以下の通りです。


序章 地中海世界―自然と文化の枠組み―

  1)敵対する海

  2)気候と三つの作物

  3)島から島へ


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1章 地中海の始まり―紀元前2000年紀から前1000年紀までの交流―

  1)他者を描く

  2)地中海の贅沢品

  3)技術の交流

  4)言語と文字

  5)オリエントの宗教の伝搬


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2章 統合された地中海―ギリシャ、カルタゴ、ローマ―

  1)ギリシャ人の地中海

  2)カルタゴ人の地中海

  3)ローマ人の地中海


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3章 中世の地中海―十字軍からレコンキスタへ(1090-1492年)―

  1)ラテン国家

  2)東西の移動と交易

  3)ビザンティン帝国の崩壊


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4章 地中海の近代―ルネサンスから啓蒙主義の時代へ(1490-1750年)―

  1)海洋共和国ヴェネツィア

  2)オスマン帝国下の地中海
  3)地中海への憧れ:西洋美術にみる愛欲の神話

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5章 地中海紀行(1750-1850年)

  1)地中海紀行の始まり

  2)芸術家たちによるロマン主義的なオリエント

  3)地中海観光の始まり


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日本初「アルテミス、通称“ギャビーのディアナ”」

清楚な容貌と肩に手をやる自然なたたずまいが美しいこの彫像は、ギリシャ風の短い衣装などから、狩りの女神アルテミスとされています。18世紀、スコットランドの画家ハミルトンが、ローマ近郊ギャビーで発掘しました。紀元前4世紀の名高い彫刻家プラクシテレスの様式を汲む作品の、ローマ時代の貴重な彫刻です。1808年にルーヴルに収蔵されて以来、始めて館外に出品されます。日本初公開となるルーヴルの傑作の一つです。


「ルーヴル美術館展―地中海 四千年のものがたり―」の会場風景


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*会場内の画像は主宰者の許可を得て撮影したものです。


「東京都美術館」ホームページ

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