震災で予算の構図描けず巡回展危機 生誕100年・松本竣介
思春期を盛岡市や花巻市で過ごした洋画家松本竣介の生誕100年を記念し、岩手県立美術館(盛岡市)など全国5美術館が来年度に企画していた巡回展の開催が危ぶまれている。東日本大震災の影響で、岩手県立美術館の企画展事業予算が来年度も引き続き凍結される恐れがあるためだ。巡回展は各美術館が費用を分担して開催するため、1館でも抜けると実現が難しい。関係者は「岩手ゆかりの人気画家だけに、何とか開催してほしい」と…
(12月5日:河北新報の記事の一部)
全国5美術館とは、来年4月の岩手県立美術館を皮切りに、神奈川県立近代美術館葉山(葉山町)、宮城県美術館(仙台市)、島根県立美術館(松江市)、世田谷美術館(東京都)を巡回する計画になっている。
突然思い立って、群馬県桐生市にある大川美術館の「松本竣介とその時代」展へ行ってきました。 12月3日土曜日のこと、最終日の1日前でした。まだブログには書いていませんが、そこで「生誕100年・松本竣介展」が開催されることを聞きました。楽しみにしていましたが、まさかこんな問題が起こっているとは、まさに寝耳に水です。