「大人の休日倶楽部パス」路線情報、長野・水戸編
大人の休日倶楽部パスを利用して3泊4日の旅に出ます。旅と言っても、今回は大それたものではなく、東北へは行かずに、長野県へ行って、茨城県へ行くという、ささやかなものです。
と、前にも書いた通り、今までで一番少ないJR東日本利用率の旅でした。まず最初に、大人の休日倶楽部パスの利用できる期間、6月15日から6月27日の間で、家人と僕のスケジュールの調整、まず行けそうな4日間を決めました。そして、鵜の岬の宿舎が取れるかどうかを調べ、その間でかろうじて泊まれる日を一泊予約しました。
どうして鵜の岬なのか? 実は90歳になる僕の母親が、寄る年波には勝てず、だいぶ足腰が弱くなっており、出不精で普段はどこへも行きたがらなかったのですが、「鵜の岬だったら行きたい」と言い出したので、まずそれを優先しました。ささやかな親孝行の真似事ですが・・・。大洗の「かあちゃん食堂」も、母親のリクエストでした。また思いついたように富岡製糸場を見学しよう、行きたかった小布施へも行きたい、と旅行スケジュールを埋めていきました。
高崎と長野の間には軽井沢があります。軽井沢プリンスのアウトレットモールにも行ってなかったし、ちょっと寄ってみようと思いました。軽井沢に行くのなら軽井沢の建築も見たいと思って調べたら、レーモンドの聖パウロカトリック教会は行けそうだし、もしかしたら吉村順三の別荘も見られるかもしれないと、欲望は広がっていきました。運良く念願の吉村順三の「軽井沢の山荘」を観ることができました。
大人の休日倶楽部パスの範囲外で、高崎―上州富岡間、長野―小布施間は別途運賃を支払いました。
第1日目:
富岡製糸場見学
富岡市立美術博物館
福沢一郎記念美術館
軽井沢プリンスアウトレットショッピングプラザ
軽井沢の建築
聖パウロカトリック教会:アントニン・レーモンド設計
軽井沢の家:吉村順三設計
長野泊まり
第2日目:
岩松院
天井絵「八方睨み鳳凰図」葛飾北斎
おぶせミュージアム・中島千波館
水戸岡鋭治展
高井鴻山記念館
北斎館
富嶽三十六景とエッフェル塔三十六景
水戸泊まり
第3日目:
大洗「かあちゃん食堂」で昼食
大洗磯前神社
茨城大学五浦美術文化研究所(六角堂見学)
茨城県天心記念五浦美術館
所蔵品展「悠久の自然―山をみつめて」
岡倉天心記念室
鵜の岬泊まり
第4日目:
茨城県立近代美術館
ストラスブール美術館展
所蔵品展
帰宅
3日間で乗った路線
1日目
東京 07:08発JR新幹線とき305号
高崎 08:08着
高崎 08:41発上信電鉄・下仁田行
上州富岡 09:20着
上州富岡 12:16発
高崎 12:51着
高崎 13:15発JR新幹線あさま523号
軽井沢 13:36着
軽井沢 16:51発JR新幹線あさま531号
長野 17:23着
2日目
長野 09:14発長野電鉄長野線・信州中野行
小布施 09:49着
小布施 14:41発長野電鉄長野線
長野 15:14着
長野 15:26発JR新幹線あさま534号
上野 17:06着
上野 17:30発JR特急フレッシュひたち45号
水戸 18:47着
3日目
*レンタカーで移動
大洗、五浦、鵜の岬
4日目
*レンタカーで移動
鵜の岬、水戸
水戸 14:27発JR特急スーパーひたち38号
上野 15:35着
上野 15:42発JR山手線・内回り
渋谷 16:12着