原田ひ香の「古本食堂」(ハルキ文庫:2023年9月18日第1刷発行、2024年5月28日第9刷発行)を読みました。
僕が好きな神保町がフールドです。
小説は真摯に取り組んでいる、真面目な印象が強い。
本書に取り上げられた書籍などは、参考になります。
巻末の、片桐はいりとの対談もいい。
原田ひ香、なんかはまりそうです。
鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。
そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。
一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。
カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。
(巻末特別対談・片桐はいり×原田ひ香)
次はこれを読みます。
「古本食堂 新装開店」
2024年6月18日第1刷発行
著者:原田ひ香
発行所:角川春樹事務所
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