荻上直子監督、小林聡美主演「かもめ食堂」NHK BSで放送
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荻上直子が監督、小林聡美が主演を務めた映画「かもめ食堂」が、明日6月11日13時からNHK BSで放送される。
本作ではフィンランドの首都ヘルシンキにオープンした食堂を舞台に、日本人女性3人のほのぼのとした日常が描かれる。堂本剛主演「まる」の公開を10月に控える荻上が2006年に発表した長編3作目。主人公サチエを小林、彼女と出会い店を手伝うことになる日本人旅行者を片桐はいり、もたいまさこが演じた。群ようこが映画のためにオリジナルストーリーを書き下ろし、邦画初のオール・フィンランド・ロケで撮影されている。
プレミアムシネマ「かもめ食堂」 NHK BS 2024年6月11日(火)13:00~14:43
過去に何度か観ていますが、今回はビデオに録って、ゆっくり鑑賞しました。
なかなかよくできた感動の映画です。今観ても感動は薄れていません。
以下、KINENOTEによる。
解説:
フィンランドの首都ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性が繰り広げる穏やかな日常を綴ったドラマ。監督は、「バーバー吉野」の荻上直子。出演は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。「過去のない男」のマルック・ペルトラが共演。
あらすじ:
夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンした。店主は日本人女性のサチエ(小林聡美)。献立はシンプルで美味しいものを、と考えるサチエは、メインメニューをおにぎりにした。しかし、客はなかなかやってこない。それでもサチエは毎日食器をぴかぴかに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、家に帰ると食事を作る。サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくると思っていた。そんなある日、ついに初めてのお客さんの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)がやってきた。その日の夕方、サチエは書店のカフェで、難しい顔をして『ムーミン谷の夏まつり』を読んでいる日本人女性ミドリ(片桐はいり)に声をかける。フィンランドは初めてというミドリの話に何かを感じたサチエは、自分の家に泊まるようすすめる。そして、ミドリはかもめ食堂を手伝い始める。ある日、サチエがひとりで店番をしているかもめ食堂に、ひとりの中年男(マルック・ペルトラ)がふらりと入ってきた。訳ありげな佇まいの男は、美味しいコーヒーを入れるコツをサチエに伝授すると、またふらりと出て行く。そんな頃、またひとり、訳ありげな女性、マサコ(もたいまさこ)がヘルシンキのヴァンター空港に降り立った。スーツケースが運ばれてこないために、毎日空港へ確認に行かなければいけないマサコもまた、かもめ食堂を手伝うようになる。かもめ食堂は次第に人気が出はじめ、日々は穏やかに過ぎてゆくのだった。
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