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大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」を観た。(再掲)

大島渚が監督を務めた映画「戦場のメリークリスマス」が、12月25日にNHK BSで放送された。

1983年製作の「戦場のメリークリスマス」は、第2次世界大戦中の日本軍捕虜収容所を舞台とする物語。日本の軍人と英軍捕虜らを軸に、極限状況で出会った男たちの交流が大島独特の美学で描かれる。デヴィッド・ボウイ坂本龍一ビートたけしトム・コンティ内田裕也ら異色のキャストが競演。音楽も手がけた坂本は第37回英国アカデミー賞で作曲賞を受賞した。

 

ビデオの調子が悪いので、残念ながら見ることができません。

 

過去の観た映画をブログに書いたものを以下に載せます。

新宿武蔵野館で、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」を観た!

 

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新宿武蔵野館で、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」を観てきました。

 

いろいろな方々がこの作品に対して感想を述べていますが、どれをとってもどうも腑に落ちない。そんな中で坂本美雨のコメントが僕と同感でした。惹かれたので、下に載せておきます。じつは以前観たときにはこの箇所が抜け落ちていました。作品の本筋とは違っているかもしれませんが、改めて感動しました。

 

坂本美雨(ミュージシャン) のコメント:

今回見直して、改めて感動したこと。 セリアズが弟を傷つけたことで、弟の歌が失われ、彼は罪悪感を抱いて生きていく。 けれども、人生の最後には、彼は俘虜たちの讃美歌で送られる。 歌で傷つき、歌で救われたんだ、と気づき、胸を打たれました。

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:
第二次世界大戦下、ジャワ山中の日本軍俘虜収容所を舞台に、男たちの交流を描く。サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポストの「影の獄にて」の映画化で、脚本は「愛の亡霊」の大島渚とポール・マイヤースバーグの共同執筆、監督も同作の大島渚、撮影は成島東一郎がそれぞれ担当。

あらすじ:
1942年、ジャワ。山岳地帯の谷間レバクセンバタに日本軍の浮虜収容所がある。まだ夜が明けきらない薄闇の中日本軍軍曹ハラは、将校宿舎に起居する英国軍中佐ロレンスを叩き起こし、閲兵場に引き連れて行く。広場にはオランダ兵デ・ヨンと朝鮮人軍属カネモトが転がされていた。カネモトはデ・ヨンの独房に忍び込み彼を犯したのだ。ハラは独断で処置することを決め、万一の時の証人として流暢に日本語を操るロレンスを立ち合わせたのだった。そこへ、収容所長ヨノイ大尉が現れ、瞬時にして状況を察した彼はハラに後刻の報告を命じて、軍律会議出席のためバビヤダへ向かった。バビヤダ市内の第16軍拘禁所にある法廷では、英国陸軍少佐ジャック・セリアズの軍律会議が開廷された。ヨノイは魔に魅入られたかのように異様な眼差しでセリアズを凝視する。セリアズはレバクセンバタ浮虜収容所へ送られてきた。ヨノイはハラに、セリアズをすぐに医務室へ運ぶよう命令する。そこへ浮虜長ヒックスリが連れてこられた。ヨノイは彼に、浮虜の内、兵器、銃砲の専門家の名簿をよこせと命ずるがヒックスリは、敵に有利となる情報を提供するわけにいかないと拒否する。ある日、ヨノイの稽古場にハラが現れ、気合の鋭さに浮虜が怯えているため、ロレンスが面会を申し入れていると告げる。そんなロレンスに、ヨノイは唐突に、自分は二・二六事件の3ヵ月前満州に左遷されたため決起に参加できず、死に遅れたのだと語った。そして、その場でカネモトの処刑をいい渡した。処刑場にはヒックスリ以下浮虜側の上級将校も強制的に立ち会わされ、ハラがカネモトの首を切り落とした瞬間、デ・ヨンが舌を噛みきった。「礼を尽くせ」とヨノイは命ずるが浮虜たちは無視する。激昂したヨノイは、収容所の全員に48時間の謹慎と断食の〈行〉を命じる。無線機を持ちこんでいたという理由でロレンスとセリアズは独房入りとなった。壁越しに話をする2人。ロレンスは、たった2度しか会わなかった女性の思い出の中へ。セリアズは、耳許に内向的だった弟の歌声を聞く。衛兵の長靴足音が聞こえ、2人は司令室に連行された。そこには酒で上気し「ろーれんすさん。ふあーぜる・くり~すます」と笑いかけるハラがいた。ハラは2人に収容所に帰ってよいといい渡す。ヨノイの命令で、浮虜全員が閲兵場に整列させられたが、病棟の浮虜たちがいない。病人たちをかばうヒックスリに、激怒したヨノイは再び「兵器の専門家は何人いるか」と問う。「おりません」とヒックスリ。ヨノイは「斬る」と軍刀を抜いた。そのとき、浮虜の群からセリアズが優雅に歩み出、両手でヨノイの腕をつかむと、彼の頬に唇を当てた。後ろに崩れ落ちるヨノイ。ヨノイは更迭され、新任のゴンドウ大尉が着任した。閲兵場の中央に深い穴が堀られ、セリアズが首だけ出して生き埋めにさせられる。ある夜、月光の中からヨノイが現れ、無残な形相となったセリアズの金髪を一房切り落とし、どこへともなく立ち去った。時は流れ、1946年、戦犯を拘置している刑務所にロレンスがやってくる。処刑を翌日に控えたハラに面会にきたのだ。ロレンスは、ヨノイから日本の神社に捧げてくれとセリアズの遺髪を託されたことを告げる。クリスマスの日の思い出を語り合う二人。やがてロレンスは出口へ向かう。その瞬間、収容所で何度も聞かされたあの蛮声でハラが「ローレンス」と怒鳴る。そして、振り向いたロレンスの眼前に「めりい・くりすます。みすたあろーれんす」と告げるハラの笑顔があった。

 

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戦場のメリークリスマス - Wikipedia

 

「戦場のメリークリスマス」予告編

戦場のメリークリスマス 4K 修復版 | ぴあエンタメ情報 (pia.jp)


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