大江健三郎 ことばが照らす先
樋口陽一さん(憲法学者)
日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか、という暗い内省の渦巻きは、新しくまた僕をより深い奥底へとまきこみはじめる
「沖縄ノート」(1970年)から
朝日新聞:2023年3月28日
「ヒロシマ・ノート」
岩波新書
著者:大江健三郎
1965年6月21日第1刷発行
「沖縄ノート」
岩波新書
著者:大江健三郎
1970年9月21日第1刷発行
大江健三郎 ことばが照らす先
小川公代さん(英文学者)
かれの息子とかれをつなあいでいた(とかれの)信じていたところの)束縛の重いきずなが、息子にとってはともかくほかならぬかれ自身の自己救済にとって、いかにたいせつなものであったかを思い知ったのだった
「われらの狂気を生き延びる道を教えよ」(1969年)から
朝日新聞:2023年3月30日
「われらの狂気を生き延びる道を教えよ」
1969年4月20日発行
1969年6月25日5刷
著者:大江健三郎
発行所:株式会社新潮社
「「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち」
昭和57年7月5日発行
昭和57年7月30日2刷
著者:大江健三郎
発行所:株式会社新潮社
「美しいアナベル・リイ」
新潮文庫
平成22年11月1日発行
著者:大江健三郎
発行所:新潮社
*単行本があるはずなのに見当たらない。
大江健三郎の「﨟たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」を読む!
過去の関連記事:
「大江健三郎 小説と人生に学ぶ物語(ナラティブ)の癒す力」