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Channel: とんとん・にっき
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シネスイッチ銀座で、廣木隆一監督の「あちらにいる鬼」を観た!

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シネスイッチ銀座で、廣木隆一監督の「あちらにいる鬼」を観てきました。

 

井上荒野の「あちらにいる鬼」を読んだ!

僕の言いたいことは、上のブログの記事にほとんど書いています。

 

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廣木隆一監督と寺島しのぶの関係でいえば、大森南朋と共演した「ヴァイブレータ」(2003年)が良かったですね。寺島しのぶのデビュー作と言えるんじゃないでしょうか。その後、トヨエツと共演した「やわらかい生活」(2005年)、これも良い映画でした。大森近辺の風呂屋を探し当てたりしました。

監督は荒戸源次郎でしたが、「赤目四十八滝心中未遂」(2003年)、これは初期の寺島しのぶの最高傑作です。背中の入れ墨、迦陵頻伽(かりょうびんが)、これが素晴らしい。

思いつくままに、「キャタピラー」、「空白」、「千年の愉楽」など、観ましたね。

最近では「天間荘の三姉妹」観ました。

他にもあるかもしれませんが。

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:

後に出家し、“寂聴”を名乗った作家・瀬戸内晴美と不倫の恋に落ちた作家・井上光晴。そして、2人の関係を承知しながらも添い遂げた井上の妻。その渦中で育った井上の長女で直木賞作家の井上荒野が3人をモデルに執筆した同名小説を廣木隆一が映画化。出演は「空白」の寺島しのぶ、「ミッドウェイ 日本の運命を変えた3日間」の豊川悦司、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」の広末涼子。

 

あらすじ:

1966年春。作家・長内みはる(寺島しのぶ)は、徳島の講演会で気鋭の小説家・白木篤郎(豊川悦司)と出会う。これをきっかけに、共に妻子やパートナーがありながらも、男女の関係になる2人。クリスマスの夜でさえ、身重の妻・笙子(広末涼子)と長女・海里を置いて、みはると過ごす篤郎。それでも、笙子は篤郎がノートに殴り書きする原稿を清書する自分の役目を守っていた。そればかりか、実は篤郎名義の短編のいくつかは笙子がひとりで書いたものだった。だが、夫から執筆を勧められても、“あなたの名前で出してちょうだい”と返すばかりの笙子。やがて関係が長くなると、篤郎は他の女たちの気配をみはるに隠さなくなる。京都で役者の青年(佐野岳)と行きずりの一夜を過ごしてみたものの、みはるの心は晴れない。出会った頃のような情熱は、みはるからも篤郎からも失われかけていた。そんなある日、篤郎はみはるを連れて少年期を過ごした長崎・崎戸に近い廃坑の島を巡る。“ここに連れてきたのは、嫁さんのほかにあんたがはじめてだよ”と言われ、“出家しようと思ってるの”と告げるみはる。男と女でいられる最後の夜。ふたりは一緒に風呂に入り、篤郎は慈しむようにみはるの髪を洗う。風呂上がりに、“あなたがまず切って”と請われた篤郎は、誰よりも先にみはるの長い髪を切る。1973年11月、得度式。みはるは出家する。髪の毛を剃り上げ、“寂光”となったみはるに、篤郎は自分をここによこしたのは妻だと明かす。寂光の心の中に湧き起こる笙子への共感。一方、笙子は夫の帰宅前、ある決意を胸に秘め、建築会社を経営する篤郎の友人・秦(村上淳)を訪ねていた。数年後、白木家の新居で笙子の手料理を囲んで夫妻や娘ふたりと団欒した寂光は帰り際、笙子に“ありがとうございました”と伝える。穏やかな決着を迎えたように見えた彼らの物語。だが、その最終章は18年後に訪れる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画『あちらにいる鬼』公式サイト 2022年11/11公開 (happinet-phantom.com)

 

朝日新聞:2022年11月11日


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