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ダグラス・サーク監督の「悲しみは空の彼方に」を(再び)観た!

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ダグラス・サーク監督の「悲しみは空の彼方に」を(再び)観ました。映画館で観たという記憶はないので、いつ頃かはわかりませんが、たぶんテレビで放映していたのを観たのでしょう。

 

いかにもアメリカ的と言っちゃ、それで話は終わってしまいますが、女優の卵が次第に成功をものにするという、まさにアメリカ的なストーリーですが、それは一方の話で、もう一方には最もアメリカ的、レイシズム、黒人差別の問題が大きく横たわっているのが、この映画の特徴です。なかなか解決しないんですね、これが。それにしても、ラストの、アニーの遺言だとは言え、葬儀が盛大すぎるように思いますが…。

 

最近読んだ本。

岡田温司の「西洋美術とレイシズム 」を読んだ!

平野千果子の「人種主義の歴史」を読んだ!

 

シネマ「悲しみは空の彼方に」

2022年10月6日(木)1:00PM(2H05M)NHKBSプレミアム

 

ストーリー:

真夏のニューヨーク・コニーアイランドの海岸で主人公の女優の卵・ローラ(ラナ・ターナー)は途中ではぐれてしまった娘・スージー(サンドラ・ディー)の居場所を探していたところ、アニー・ジョンソン(サラ・ジェーンの母:ファニタ・ムーア)の元でサラ・ジェーン(スーザン・コーナー)と遊んでいたスージーを見つける。無事にスージーを見つけたローラはそこでアニー親子から貧困生活の惨状を聞き、彼女自身もそれほど余裕はなかったが、アニーをスージーの養育係として雇うことにする。

(「ウイキペディア」による)

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:

1934年にクローデット・コルベール主演で映画化されたファニー・ハーストのベスト・セラーの再映画化で、暗い宿命に泣く女の悲しみを描くメロドラマ。脚色はエリノア・グリフィンとアラン・スコットの共同。監督は「愛する時と死する時」のダグラス・サーク。撮影は「暴れ者」のラッセル・メティ。主演は「青春物語」のララナ・ターナー、「愛する時と死する時」のジョン・ギャビン、それに新人のサンドラ・ディー、「地獄の戦線」のスーザン・コーナー、「南部の反逆者」のファンタ・ムーア、「黄昏に帰れ」のダン・オハーリー等。製作はロス・ハンター。

 

あらすじ:

1947年ー美貌の未亡人ローラ(ララナ・ターナー)は1人娘のスージーとコニー・アイランドの謝肉祭にやって来た。そこで黒人女アニー(ファンタ・ムーア)と知りあった。アニーは白人の夫に捨てられ、8歳になる娘サラ・ジェーンを連れて職を探していた。2人は同じ身の上に同情しあい、ローラの家で一緒に暮すことになった。ローラはブロードウェイの舞台女優の口を探していた。2組の母娘がコニー・アイランドで知りあった日、彼女らの写真を撮ってくれた青年スティーブ(ジョン・ギャビン)がローラを訪ねて来た。アニーはスティーブと俳優のよく集る食堂に行った。そこで配役周旋屋のアレンを知った。彼は新作劇の配役をしていた。これを聞いたローラは、アレンの事務所に急いだ。うまく取り入って採用されるばかりになったが、好色なアレンにいいよられて、ローラは逃げて帰って来た。アニーの献身的な働きぶりで、ローラの家庭は明るくなった。ただ、父親の血を引いて白人と変りない美少女のサラ・ジェーンは、母が黒人であることを苦にして暗い気持になりがちだった。スティーブは広告社に宣伝写真家として就職したのを機会に、ローラに求婚した。ところが、ローラは新進劇作家エドワーズに見い出され、一躍有名女優に成り上がったため、すでにスティーブのことは忘れていた。10年の歳月が流れた。ーローラの貧しい暮らしも、今では豪壮な邸宅に住むようになった。スージー(サンドラ・ディー)は学校の寄宿舎に入り、サラ・ジェーン(スーザン・コーナー)は夜間図書館に勤めていた。ある晩、楽屋でローラは広告会社の社長になったスティーブに会った。彼は世界旅行に彼女を誘ったが、イタリアでの映画出演を理由に断った。サラ・ジェーンには白人の恋人がいた。しかし、母が黒人のために彼は彼女から離れていった。アニーは健康を害し、サラ・ジェーンは失恋が原因でヤケになり、ナイト・クラブに勤めるようになった。アニーは病気をおして、サラ・ジェーンを迎えに行った。が、彼女は一緒に帰ろうとしなかった。イタリアから帰ったローラははじめて自分の空虚な生活に気づいた。アニーの病気が重くなった。彼女は息を引きとる前に、最後の望みとして、盛大な葬式をしてくれといった。葬儀の日、葬列の行進が始ると、群衆をわけて、サラ・ジェーンが走り寄って来た。彼女は母の柩にすがり、いつまでも泣き伏していた。

 

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