朝日新聞の天声人語に、安倍晋三元首相の国葬に関連して、英国の歴史コメディ「スターリンの埋葬狂騒曲」が取り上げられていました。
この映画、笑わせてもらいました。
俳優がまたよく似てるんですよ。
以下、再掲します。
アーマンド・イヌアッチ監督の「スターリンの埋葬狂騒曲」を観ました。
たまたま渋谷のシアター・イメージフォーラムで「国葬」という作品が上映されています。観に行こうか、どうしようか迷っていましたが、「国葬」はドキュメンタリー映画のようで、「スターリンの埋葬狂騒曲」を観たからパスしました。観だしてすぐに気が付きました。最初から笑わしてくれます。これってコメディだよ、と。フルシチョフの立ち回り方が巧妙で見事。ラストにはもう、ブレジネフが後ろに座っていました。
「国葬」の、シネマトゥデイの解説には、以下のようにありました。
ソビエト連邦最高指導者として君臨した、ヨシフ・スターリンの国葬を映し出すドキュメンタリー。リトアニアで発見された大量の未公開アーカイブフィルムによって、知られざる国葬の様子がよみがえる。周恩来らをはじめとする指導者の弔問をはじめ、後に最高指導者の地位に就くことになるニキータ・フルシチョフらのスピーチなども公開。監督は『アウステルリッツ』などのセルゲイ・ロズニツァ。
さて、
シネマ「スターリンの埋葬狂騒曲」
11月2日(月) 1:00PM(1H48M) NHKBSプレミアム
イギリスの辛口コメディー監督アーマンド・イアヌッチがフランスのグラフィック・ノベルを原作に監督した『スターリンの葬送狂騒曲』(2017)。
以下、KINENOTOによる
解説:
ソ連の独裁者スターリンの死をきっかけに巻き起こる後継者争いを、実力派キャストの共演でシニカルなユーモアたっぷりに綴ったコメディ。1953年3月2日。危篤に陥ったスターリンの後継者の座を狙う側近たちは、姑息で熾烈な頭脳戦を繰り広げるが……。出演は「靴職人と魔法のミシン」のスティーヴ・ブシェミ、「ターザン:REBORN」のサイモン・ラッセル・ビール、「マイ・ベスト・フレンド」のパディ・コンシダイン。「In the Loop」でアカデミー賞脚色賞候補になったアーマンド・イヌアッチが監督を務めた。
あらすじ:
1953年3月2日。1人の男が危篤に陥る。それは、ソ連の絶対的独裁者ヨシフ・スターリンだった。“うまく立ち回れば、自分に後釜のチャンスが!”最高権力の座を目指して色めき立つ側近たち。その姑息で熾烈な頭脳戦はやがて……。