「第116回 水戸の梅まつり」は、2月18日から3月31日まで開催されています。上野から水戸まで乗った特急も、偕楽園下の「偕楽園駅」で臨時停車していました。なんと天保13年(1842年)に開園し、今年で偕楽園開園170年を迎えるという。東日本大震災で被害にあった「好文亭」も、修復工事が終わり、一般公開が再開されたようです。観梅には少し早いとは思ったのですが、やっぱり早かった。梅はほとんど咲いていません。まだ寒くて、わずかに紅梅が数本、咲いていましたが。 偕楽園へ行ったのは2月27日(月)でした。
偕楽園・好文亭
水戸藩9代藩主・徳川斉昭公が、藩主のみではなく家臣や領民が共に遊息するために天保13年(1842年)に造園したもの。梅の公園として全国に知られています。面積約12.9ヘクタールの約1/2に梅樹約3000本、100種の梅があり、早咲き(深梅)、中咲き(賞梅)、遅咲き(送梅)と、その開花期が正月前から彼岸過ぎまで長い期間にわたって観梅できます。園内には、好文亭、奥御殿、吐玉泉などがあります。花木には、二季咲桜、きりしまつつじ、どうだんつつじ、宮城野萩など、四季折々の風情が楽しめます。
常磐神社
水戸徳川家2代藩主徳川光圀公(義公)と9代藩主斉昭公(烈公)二柱を祭神として祀ったお宮で、明治6年に創建されたもの。社殿は戦災で焼失し、昭和32年に鉄筋コンクリート造り、銅板葺きの堅牢な神明造りに再建されたもの。
過去の関連記事:
水戸・偕楽園で少し遅い観梅を!
水戸偕楽園 ポカポカ陽気、梅見客で大にぎわい