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Channel: とんとん・にっき
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向井良吉の大型レリーフ「花と女性」が世田谷美術館に!

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ジムへ行ったときは、筋トレ10種類、ウォーキング(時々ジョギング)30分、バイク30分、やるようにしています。ジムは家のすぐ近くなのですが、だいたいジムへの行き帰りを入れて2時間弱、といったところです。できるだけ週2~3回は行くようにしています。ウォーキングをしているときは、ビートルズや、エリック・クラプトン、井上陽水や宇多田ヒカル等々をiPodで聞いていたのですが、先日着ていたウエアに入れたまま洗濯機の中に入れてしまい、使えなくなりました。バイクをこぐときは、「日本経済新聞」を見るか、また「Pen」を見たりしています。


先日、バイクをこぎながら読んだ日本経済新聞(2012年2月14日:朝刊文化面)の記事に、世田谷美術館学芸部美術課長の橋本善八氏の寄稿原稿が掲載されていました。向井良吉の大型レリーフ作品「花と女性 Flower and Woman」が、IDC大塚家具より世田谷美術館に寄贈され、2012年3月31日(土)より一般公開される、というものです。手元にその新聞がないので、記事の詳細はよくわかりません。


ホテルプラザは、1969~1999年に営業していた当時の日本を代表するホテルの一つで、開業時から1階のロビー壁面に設置されていた大型レリーフ作品が、向井良吉の「花と女性」でした。IDC大塚家具梅田ショールームは、2001年から2010年末まで、旧ホテルプラザの建物の1~4階に入居していました。素材はアルミで、IDC大塚家具梅田ショールーム設置時のサイズは正面の幅が9504mm、側面の2枚の幅は各2510mm、高さが3300mmでした。


2011年3月の建物取り壊し開始に際し、貴重な作品の消滅を回避するため、IDC大塚家具が一旦引き取り、公共施設への寄贈などによる保存を模索してきました。運良く世田谷美術館が受贈することになり、2011年9月に世田谷美術館に寄贈する手続きが完了し、2012年3月31日(土)より一般公開に至ったというわけです。向井良吉は、2010年の逝去まで50年以上世田谷区に居住し、1997年には世田谷区の文化功労者として顕彰されており、世田谷美術館には7点の作品が所蔵されています。


また実兄の洋画家向井潤吉は、1982年に世田谷区名誉区民として顕彰されており、世田谷美術館分館として向井潤吉アトリエ館を1993年に開館しています。世田谷美術館は現在改修工事のため、2011年7月から休館中ですが、2012年3月31日(土)にリオープンの予定です。向井良吉の「花と女性」は世田谷美術館の地下1階・創作広場で一般公開されます。





「IDC大塚家具 お知らせ」


「世田谷美術館への寄贈作品が一般公開されます」


「世田谷美術館」ホームページ




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