昨年から、渋谷区の公衆トイレの話題は花盛りです。
過去に何件か観て回りましたので、以下に挙げておきます。
「日経アーキテクチュア」(2021-7-22)に、特集として「隈事務所、メガアトリエの挑戦」が取り上げられていました。急激に大事務所になっていくのに、他人事ながら一抹の不安があります。
鍋島松濤公園の公衆トイレ、写真を撮っていたのですが、すっかり忘れていました。隈研吾の作品です。
以下に、その概要を載せておきます。
上っ面だけを木材で覆ったもの。話題性ばかり先走って、正直言って首をかしげざるを得ない作品ですが…。
鍋島松濤公園トイレの平面図(資料:大和ハウス工業)
鍋島松濤公園トイレの案内銘板
渋谷区内17の公共トイレが生まれ変わる「THE TOKYO TOILET」プロジェクト メディア公開:日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20200805-46948.html
日本「THE TOKYO TOILET」プロジェクト
財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)」を2020年夏から展開している。東京都渋谷区に合計17カ所の新しい公共トイレを設置する。このプロジェクトには隈研吾氏の他、安藤忠雄氏や伊東豊雄氏、坂茂氏、槇文彦氏ら、16人の著名な建築家やデザイナーなどが参画している。 20年に完成した坂茂氏や安藤忠雄氏らによる7カ所の公共トイレに続き、21年夏には隈研吾氏やデザイナーのNIGO氏、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏らがデザインした合計6カ所のトイレが供用を開始する。
隈研吾氏による鍋島松濤公園トイレは、供用を開始した9カ所目のトイレだ。22年3月までには、17カ所全てが完成する計画になっている。
日本財団は、誰でも快適に利用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET(ザ トウキョウ トイレット)」を2020年夏から展開している。東京都渋谷区に合計17カ所の新しい公共トイレを設置する。このプロジェクトには隈研吾氏の他、安藤忠雄氏や伊東豊雄氏、坂茂氏、槇文彦氏ら、16人の著名な建築家やデザイナーなどが参画している。
20年に完成した坂茂氏や安藤忠雄氏らによる7カ所の公共トイレに続き、21年夏には隈研吾氏やデザイナーのNIGO氏、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏らがデザインした合計6カ所のトイレが供用を開始する。隈研吾氏による鍋島松濤公園トイレは、供用を開始した9カ所目のトイレだ。22年3月までには、17カ所全てが完成する計画になっている。
「日経アーキテクチュア」2021-7-22
特集 隈事務所、メガアトリエの挑戦
国立競技場の設計を手掛けるなど、今や一般でも知らない人はいないと言っても過言ではない建築家の隈研吾氏。なぜひっきりなしに仕事の依頼が舞い込むのか──。日経アーキテクチュア2021年7月22日号では特集「隈事務所、メガアトリエの挑戦」を組み、チームづくりに焦点を当てて快進撃の源泉に迫りました。
なんとタイムリー、今朝の朝日新聞です。
2021年7月21日