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Channel: とんとん・にっき
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ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニューシネマパラダイス」を観た!

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NHKBSプレミアムで、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニューシネマパラダイス」を観ました。もう何度も観ました。あまりにも有名な映画なので、さて、どうしたものか、と思っていると、下のようなYahooの記事が眼に入りました。

 

2121年4月29日(木) 1:00PM(2H05M) NHKBSプレミアム

 

『ニュー・シネマ・パラダイス』~純粋な思いを失った時
 何度観ても泣けて仕方がない『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)は、子どもの頃に出合う宝物のように輝く世界を描いた作品だ。  第二次大戦終戦後のイタリアの地方。トトことサルヴァトーレ(サルヴァトーレ・カシオ)は、その村にある小さな映画館で、映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)の手伝いをし、毎日のように映画を観ては気持ちを高ぶらせていた。トトにとって映画は世界のすべてだったのだ。  監督のジュゼッペ・トルナトーレが、トトの“世界”の楽しさを視覚化して見せたのは、当時は可燃性だったフィルムが燃えて映画館が火事になるシーン。火事の前にアルフレードは、劇場に入れなかった人々のために鏡に反射させて映画を広場の壁に映写する。その瞬間、歓喜の声をあげる人々。観ているこちらも心震えるシーンだ。  トトが初めて村を出るのは徴兵のため。だがアルフレードは、除隊して再び村に戻ったトトを「外に出て自分の世界を探せ」と追い立てる。失恋から遠ざける意味とも、トトの中にある才能を見抜いた親心ともいえるが、その時にトトが感じた孤独と心細さは親元を離れる際に誰もが経験することでもある。  やがてトトはアルフレードの訃報により、成功した映画監督のサルヴァトーレ(ジャック・ペラン)として帰村する。そんな彼にアルフレードが遺したプレゼントは、少年の頃のトトが愛してやまなかったもの。そして大人になった彼が、その名声とともに永遠に失ったもの……手放したつもりはないのに失っているものだった。  そのことに気付いた瞬間、涙はあふれ出る。大人が観ると大泣きしてしまうのは、自分も手放していることに気付くからなのだろう。

年を重ねるとさらに泣ける映画3選 

名作から最新作までポイントは「失う」こと

(Hint-Pot) - Yahoo!ニュース

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:
戦後間もないシチリアの小さな村の映画館をめぐる人人の映画への愛を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはミーノ・バルベラ、製作はフランコ・クリスタルディ、監督・脚本は本作品が日本での一般公開第一作になるジュゼッペ・トルナトーレ、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ジャック・ペランほか。89年カンヌ映画祭審査員特別大賞受賞。後に170分の「完全オリジナル版」がビデオグラムで発表されている。

あらすじ:
現在のローマ。夜遅く帰宅した映画監督のサルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(ジャック・ペラン)は、留守中に母(プペラ・マッジョ)からアルフレードが死んだという電話がかかっていたことを知らされる。その名を耳にした途端、サルヴァトーレの脳裏には、シチリアのジャンカルド村での少年時代の思い出が甦るのだった--。当時、母マリア(アントネラ・アッティーリ)と妹の三人暮らしだったサルヴァトーレ(サルヴァトーレ・カシオ)はトトと呼ばれ、母親に頼まれた買物の金で映画を観るほどの映画好きだった。そんなトトを魅了していたのは映画館パラダイス座の映写室であり、また映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)たった。パラダイス座には司祭(レオポルド・トリエステ)の検閲があり、そのせいで村の人々はこれまで映画のキス・シーンを見たことがなかった。トトはいつも映写室に入り込む機会を窺っていたが、アルフレードは彼を追い返そうとする。が、そのうち2人の間には不思議な友情の絆が結ばれてゆき、トトは映写室でカットされたフィルムを宝物にして集めるのだった。しかしある日、フィルムに火がつき、パラダイス座は瞬く間に燃え尽きてしまう。そしてトトの懸命の救出にもかかわらず、アルフレードは火傷が原因で失明してしまうのだった。やがてパラダイス座は再建され、アルフレードに代わってトトが映写技師になった。もはや検閲もなく、フィルムも不燃性になっていた。青年に成長したトト(マリオ・レオナルディ)は、銀行家の娘エレナ(アニェーゼ・ナーノ)に恋をし、やがて愛を成就させ幸せなひと夏を過ごすが、彼女の父親は2人の恋愛を認めようとせずパレルモに引っ越しし、トトは兵役についた。除隊後村に戻ってきたトトの前にエレナが2度と姿を現わすことはなかった。アルフレードに勧められ、トトが故郷の町を離れて30年の月日が経っていた。アルフレードの葬儀に出席するためにジャンカルド村に戻ってきたトトは、駐車場に姿を変えようとしている荒れ果てたパラダイス座で物思いに耽るのだった。試写室でアルフレードの形見のフィルムを見つめるサルヴァトーレの瞳に、いつしか涙があふれ出す。それは検閲でカットされたキス・シーンのフィルムを繋げたものであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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