第27回三島由紀夫賞は、本谷有希子の「自分を好きになる方法」(講談社)に決定しました。
■第27回 三島由紀夫賞 候補作品
自分を好きになる方法 本谷有希子
さようなら、オレンジ 岩城けい
太陽 上田岳弘
マダム・キュリーと朝食を 小林エリカ
徘徊タクシー 坂口恭平
■三島由紀夫賞 選考委員
川上弘美
高村薫
辻原登
平野啓一郎
町田康
本谷有希子(もとや・ゆきこ)
1979年生まれ。2000年、「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手がける。2006年上演の戯曲『遭難、』により第10回鶴屋南北戯曲賞を史上最年少で受賞。2008年上演の戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』により第53回岸田國士戯曲賞受賞。2011年に小説『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞、2013年には『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞を受賞。他の著書に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『あの子の考えることは変』『生きてるだけで、愛』『グ、ア、ム』など多数。
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