ポーラミュージアムアネックスで「渡辺おさむ Sweets Sentiment」を観てきました。たしかに「多くの女性を魅了するメルヘンチックなスイーツ作品には、新しい感性とアイデアがあふれ」ています。展覧会の観客は、圧倒的に女性です。いや、驚きました。こんな分野にまでアートが浸透しているんですね。多くを語れません。まずは、画像をよく観ていただきたい。「フェイク・クリーム・アート」を・・・。
渡辺おさむ:プロフィール
1980年生まれ。2003年東京造形大学卒。母親が製菓学校講師だった事から幼い頃からお菓子に囲まれて暮らす。その影響から、作品では、マカロンなどの洋菓子やさまざまなフルーツのフェイクを散りばめて、エンターテイメント性に富み、甘くて幸せなイメージを展開している。スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋」(テレビ朝日)等にもとりあげられ、アート界のスイーツ王子として人気急上昇中。本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いた作品は、国内はもとより海外でも注目を集め、中国、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され話題を呼ぶ。2012年には初の作品集となる「SWEET OR UNSWEET?」を出版。
「渡辺おさむ Sweets Sentiment」
渡辺氏は身の回りにあるさまざまなものにデコレーションを施す「フェイク・クリーム・アート」の第一人者として、マスコミをはじめ幅広いジャンルで注目を集めている気鋭にアーティストです。多くの女性を魅了するメルヘンチックなスイーツ作品には、新しい感性とアイデアがあふれ、クリームの表現方法によるモチーフと装飾の関係を問う新たな美術のあり方が示されています。今回は、バレンタインやホワイトデーのシーズンに向けて「Sweets Sentiment」をテーマに、ケーキのキャンドルスタンドやスイーツのお皿が並ぶ晩餐会のシーンをカラフルでポップ、そしてクリーミーな新作インスタレーションとして再現します。チョコレート、マカロン、クッキー、生クリームやいちご、メロンなど、おいしそうなスイーツで彩られたユーモアとかわいらしさあふれる作品は、私たちの五感を刺激し、デザートを食べている時の幸せな記憶が甦ってくるような展覧会です。
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