日本三名瀑のひとつに数えられ、高さ120m幅73mの大きさを誇ります。滝之流れが大岩壁を四段に流れ落ちることから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、また、弘法大師四度護摩修行の伝説もあります。西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したとも伝えられています。
袋田の滝トンネルは、昭和54年12月に完成され、長さ276m、高さ3m、巾員4m、中間には展望台を設け、さらには吊り橋への通路を作るなど、観瀑への配慮がなされています。またトンネル内には、2箇所の「祠」が設けられています。
実は袋田の滝へはもう何度も観に行ってますが、氷瀑した滝を観たことがありません。いつかは観たいとずっと思っていました。2月の始めに新聞で、何年ぶりかで袋田の滝が氷瀑したとの記事が写真入りであり、すぐにでも行こうと思ったのですが、なかなか時間がとれない。そうこうしているうちに時間が経って、結局見に行けたのは2月の末になってしまいました。ライトアップも26日までというので、最終日の4時30分頃滝に着いたのですが、ライトはついていましたが、空はまだ明るい。しかし、寒さはジンジンと極限まで達して、とうとう暗くならないうちに引き揚げてしまいました。従って、ライトアップされた幽玄の滝も観られませんでした。
「袋田の滝」氷瀑の画像
2012年2月2日撮影(大子町観光協会より)
「茨城県大子町観光協会」ホームページ