諸橋近代美術館で「ダリ・常設展」を観てきました。観に行ったのは6月21日、「大人の休日倶楽部パス」を使った旅行の3日目でした。諸橋近代美術館を訪れたのは、ブログを始める前でしたが過去に2回観に行ってますので、今回で3回目となります。
また、東京・上野の森美術館で開催された「生誕100年記念 ダリ回顧展」へも観に行ってます。2006年ですから、今から8年前のことです。あれっ、ちょっと計算が合いません。諸橋近代美術館で現在開催している「LOVE STORY~ダリ 5つの愛の物語~」には、ダリ生誕110年・開館15周年記念展と銘打っています。サルバドール・ダリは1904年、スペイン・カタロニア地方の港町フィゲラスに誕生していますから、諸橋の方が110年でちょうど合っていて、上野の森美術館の方が100年に2年遅れて開催されたようです。
諸橋美術館とサルバドール・ダリについては、図録やホームページに、以下のようにあります。
「諸橋近代美術館」は、理事長諸橋廷蔵が20余年にわたって蒐集した西洋近代美術を中心とする絵画・彫刻を、より多くの方々に身近に鑑賞していただきたいという趣旨のもと財団法人として設立され、平成11年(1999年)6月、磐梯朝日国立公園内に開館いたしました。常設展を旨とする当美術館は、スペインの作家サルバドール・ダリの作品と、ポール・セザンヌ、パブロ・ピカソなどの今日の美術に最も影響を及ぼしたといわれる巨匠たちの作品を中心にしたコレクションで構成されています。特に“柔らかい時計”などの幻想的な絵画で知られ、20世紀を代表する天才芸術家であるサルバドール・ダリの彫刻、絵画、版画等の作品、約350点は、日本国内はもとより世界においても類を見ないコレクション数です。また、中世の西洋建築を連想させ、個性的な外観を示す建物は、今までの美術館の概念とは異なり、自然光をより多く採り入れた構造になっております。美術館の窓より望める裏磐梯の雄大な自然とともに、名作の数々をごゆっくりご鑑賞くださいますようご案内申し上げます。
サルバドール・ダリは、スペインが生んだ20世紀を代表する最も多才な画家であるといえます。6歳の時に初めて、油彩で風景画を描いてから70歳代後半まで絵画はもちろんのこと彫刻、版画、舞台装置や衣装のデザイン、映画制作と実に幅広い表現活動をしています。ダリの絵といえば、美術の教科書等で“柔らかく描かれた時計”をみたことを思い出す人も多いと思います。探究心の強いダリは、印象派、点描派、キュビスムなどの先輩の作風を学び、その影響をうけました。1930年代は、パリを中心にシュルレアリスム(超現実主義)という芸術運動が盛んであり、ダリもその運動に加わります。夢と心の奥にひそむ欲望をあばき出すことを絵画の主な目的として幻想的で非合理的な絵画を多く制作するようになりますが、“柔らかい時計”はその頃の代表的な作品なのです。ダリの、この旺盛な創作活動を陰で支えたのが、妻のガラでした。ガラをモデルにした作品もたくさんあります。ダリは、「ガラ以外は、全て敵である。」、「私の全ての絵画はガラの血で描かれた。」と述べているほどの結びつきでした。その後もヨーロッパ各地、そしてアメリカでの大回顧展の成功、美術館の完成と名声を高めていきます。「天才を演じきると天才になれる。」といったダリの言葉が多岐にわたる表現活動と彼の生きざまを表しているといえます。
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諸橋近代美術館ギャラリーガイド
発行日:2000年4月1日
発行:財団法人諸橋近代美術館
編集・制作:財団法人諸橋近代美術館
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